遠隔地とのWindows画面共有方法

遠隔地の拠点間でプレゼンを行ったりする際、プレゼン資料の操作が共有したい時がある。
無料でかつ手頃に使えるものに絞って比較してみる。
 

Windowsリモートアシスタンス

メリット

WindowsならどんなPCにも入っているので、ソフトのダウンロードは不要(許可設定は必要)

デメリット

  • 「招待.msrcIncident」という招待用ファイルと、そのパスワードを事前に共有しておく必要がある。しかも有効期限が作成から6時間なので、前もって渡しておくというのが難しい。
  • Windows10では「Windowsリモートアシスタンス」がスタートメニューから探しても見つからない。
    -> 検索で「Msra.exe」と入力して起動
  • 動かされるとややこしいので、「制御の要求」ボタンは押させない。
  • PowerPointの場合、画面の拡張によるプレゼンモードの場合、拡張全体を共有する形になる。

 

Chromeリモートデスクトップ

メリット

Chromeを標準的に使っているなら簡単。

デメリット

  • 同じアカウントを使用する必要あり。
  • デュアルモニタPCへシングルモニタからアクセスすると画面が小さい。

 

Skype

メリット

通話中に「画面を共有」を選択するだけ。もともとSkypeを使用している端末同士なら何も設定する必要がない。

デメリット

特にない。画面を見せる以外の制御はできないので、それだけが目的ならデメリットではなくむしろ余計なことをされないのでメリット。
 

TeamViewer

メリット

画面共有に限らず遠隔操作、操作している画面を録画、チャット、ファイル転送、MACにも対応等々、大変高機能なので様々な用途に使用できる。

デメリット

  • ID・パスワードの事前共有が毎回必要。
  • 社内のプレゼン程度なら大丈夫だと思われるが、無料版では商用利用不可。

 

比較結果

画面共有が目的であれば、Skypeを普段使用していてアカウントがあるのであれば、Skypeが一番楽か。
TeamViewerを双方が普段から使用しているのであれば、TeamViewerで良い。